AIより、藤井竜王の読みが広く深いのではないか

藤井竜王の71手目☗4六飛について『藤井竜王は「そんなに考えてなくて、横に逃げるとまずいかなと思って……」と苦笑い』と記事にある。「そんなに考えてなくて・・・」? さすがの藤井竜王も、感想戦で「すべて読み切りです」と本当のことは明かせない。

AIの候補手は、☗5九飛であった。この第六局では、AIの候補手と藤井竜王の指し手が異なることが何回かあった。AIより、藤井竜王の読みが広く深いのではないかと思ってしまう。

感想戦で広瀬章人八段が「なるほど」とうなった幻の千日手、藤井聡太竜王の意表の一手に秘められた深い意味

読売新聞オンライン 2022/12/03 20:23

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第35期竜王戦七番勝負第6局は封じ手のすぐあとの局面でドラマがありました。感想戦で明らかになった藤井聡太竜王と広瀬章人八段の読み筋は興味深いものでした。
封じ手になった△3八銀(1図)の局面では飛車を横に逃げるのが自然な考え方で、広瀬八段も「▲5九飛が一番嫌だった」と話しています。実際に▲5九飛で形勢も先手が悪くはありませんでした。藤井竜王は「そんなに考えてなくて、横に逃げるとまずいかなと思って……」と苦笑い。こうして意表の▲4六飛(2図)が指されたのでした。

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