国民は政府のコロナ政策に翻弄されている。政府は、すでに感染予防効果の無くなっているワクチン接種をいつまで続けるつもりか。
現に、5回目のワクチン接種を受けている政府分科会の尾身会長が新型コロナに感染したことが公表された。このニュースの直前に、皮肉なことに、岸田首相のワクチン接種を推奨する政府広報が放送されたのだ。ワクチン接種に感染予防効果がないことを尾身会長自らの感染によって国民に知らしめたのだ。
それでも政府は、ワクチン接種を止めようとしない。ワクチンを廃棄しすることに「税金の無駄遣い」と非難されることを恐れて、すでに購入した「ワクチンの廃棄」してはならないと考えているようだ。
14日のtetuando博士のコメントより公衆衛生分野の学者のトップランナーである尾身茂氏が進んでmRNAワクチンを5回接種した。進んで人体実験を受け入れたと言っても良いだろう。その結果、多分ではあるが、日本で最も大きなパンデミックであった第7波ではなく、第8波のパンデミックにおいて新コロナに感染したように見える。少なくとも、彼にとって筆者の「微量生ワクチン」の接種者ではなかった。感染症のパンデミックがmRNAワクチンで収束すると考えていたとすれば、どんな思考回路で公衆衛生学を学んだのであろう。彼自身、トップランナーでありながら、mRNAワクチンの1、2回目接種と新コロナ感染症の感染予防効果についての疫学調査を先導していない。疫学調査をせずに、漫然と、さらに淡々とmRNAワクチンの接種を重ねている。外から見れば、mRNAワクチンに絶大なる信頼を抱いていると言えるだろう。そして、彼は新コロナウイルスに感染した。回復した後に、mRNAワクチンのブースター接種を受けるのだろうか…..、それとも、mRNAワクチンの接種を止めるのだろうか。どちらにしても、今度は疫学調査の結果で「判断」したことを説明すべきだろう。これまでの彼の主張が科学者としてなのか、単なる分科会の会長としてなのかが問われることだろう。
政府分科会 尾身会長が新型コロナに感染 発熱せきなど症状なし
NHK NEWS WEB 2022年12月12日 20時10分
新型コロナ対策にあたる政府分科会の尾身茂会長が新型コロナウイルスに感染しました。尾身会長によりますと、軽いけん怠感を覚え、12日にPCR検査を受けたところ陽性だったということです。
尾身会長はこれまでに5回ワクチン接種を受けていて、発熱やせきなどの症状はなく、7日間自宅で療養するとしています。