岸田首相がどれほど庶民感覚とかけ離れているか。自身がそれに気づくことはないだろう。
国民は、とんでもない人を総理にしてしまったのだ。
岸田政権が「支持率急落」でも倒れないと言える理由、背景に“古い価値観”
DIAMOND online 2023.2.21 4:05
内閣支持率が急落しても、岸田文雄首相に動じる様子はない。その泰然自若とした姿は、支持率低下が必ずしも政権交代に直結しなかった「中選挙区制時代」の宰相に通じている。防衛増税のように「不人気だが必要」といえる政策を打ち出せる胆力は、古いタイプの政治家ならではの強みだ。一方で、その「古さ」は、息子を首相秘書官に登用して批判を買う、同性婚を巡る答弁で“炎上”するといった弱点にも通じている。そんな岸田氏率いる政権は、これからどこへ向かうのか。(立命館大学政策科学部教授 上久保誠人)
・・・「私自身もニューヨークで小学校時代、マイノリティーとして過ごした経験がある」
あくまで報道から受ける印象にすぎないが、筆者はこうした発言を見た際、「2年間の浪人生活が許されること」や「ニューヨークの小学校に通えること」がどれほど恵まれているかに思いが至らないのではないかと感じた。