ChatGPTで、ちょっとした日常会話をAI相手に行うことにはさほど問題がない。だが、科学、法律、政治、事件など事実が重要な分野では使い物にならないであろう。それはChatGPTの回答が間違っていることが多いからだ。
「米でGPT-4差し止め要請、イタリアはChatGPT一時禁止」も頷けるところがある。日本の政治家等は、世界的に見てAIに関する知識もなく、ITリテラシーが極端に低く、すぐには米やイタリアのような動きにはならないだろう。
米でGPT-4差し止め要請、イタリアはChatGPT一時禁止
日本経済新聞 2023年4月1日 7:54 [有料会員限定]【シリコンバレー=渡辺直樹】人工知能(AI)の倫理問題を調査する非営利団体、米AIデジタル政策センター(CAIDP)はこのほど、米連邦取引委員会(FTC)に米オープンAIが開発する最新AI「GPT-4」の商業利用を差し止めるよう要請したと発表した。欧米ではAIの高度化を警戒する声が急速に広がっている。イタリア当局は3月31日、オープンAIの対話型AI「ChatGPT(チャットGPT)」を一時的に禁止すると明らかにした。