王将戦リーグ、22日の最終局、羽生九段対豊島九段では羽生九段に勝ってもらいたい。だが、豊島九段はタイトルこそ保持していないが、最新棋士総合レーティングTOP10の4位で、十分に挑戦者になり得る実力の持ち主だ。
王将戦リーグ、豊島九段が勝利し4勝1敗に 羽生九段の挑戦持ち越し
毎日新聞 2022/11/15 23:24(最終更新 11/15 23:24)
第72期ALSOK杯王将戦リーグ(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛)が15日、東京の将棋会館で指され、5戦全勝の羽生善治九段(52)を追う豊島将之九段(32)が渡辺明名人(38)に113手で勝って4勝1敗と星を伸ばした。リーグは22日の最終一斉対局を残すのみとなり、藤井聡太王将(20)の挑戦者が誰になるかは、羽生九段と豊島九段が直接対決する最終局に持ち越された。最終局で羽生九段が勝てば挑戦者となり、豊島九段が勝てば、両者が5勝1敗で並んでプレーオフにもつれ込む。