防衛力増強 現実を何も理解していない岸田首相

かつて、これほど国民の意思と乖離した政権があったであろうか。日本国民は誰一人戦争を望まない。その戦争を防ぐ手段として、日本の防衛力強化がその役割を果たすであろうか。否である。

政治の役割は、戦争の回避を図るための外交努力以外にない。政府がそれをを怠り、防衛力を強化したところで、仮想敵国、中国、ロシア及び北朝鮮の軍事力に対抗し得るものにはなり得ない。

それを理解していないのが岸田首相だ。

垣間見えた高揚感、反撃能力やリスクの説明足りず 遠藤・東大院教授

朝日新聞デジタル 2023年1月23日 21時43分

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岸田文雄首相は23日の施政方針演説で、政府が防衛力強化に向けた「敵基地攻撃能力」(反撃能力)の保有や防衛費の大幅増を決めたことについて、「日本の安全保障政策の大転換」と強調した。国際政治や安全保障に詳しい東大大学院の遠藤乾教授に評価を聞いた。

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中国やロシアのような一方的に現状変更を試みる勢力への警戒から、日本が防衛力強化に動くのはやむを得ない面がある。ただ、首相は昨年末に政府が保有を決めた反撃能力と、政府が掲げてきた「専守防衛」との乖離(かい・り)には触れていない。反撃能力とは「相手の領域内を直接攻撃する能力」なので、専守防衛との整合性をきちんと説明する必要がある。

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