天才棋士・羽生善治が天才である所以

羽生善治九段が復活した理由がこの記事にある。「羽生は最新形を採用しても、AI推奨の手を鵜呑みにはしない。・・・」と天才棋士・羽生善治が天才である所以を示している。

令和の藤井聡太竜王にとって、今でも平成の天才棋士・羽生善治は、すべてにおいて間違いなく目標であろう。

【天才棋士・羽生善治の復活】AIの登場で下降し続けた成績 もがいて迷った1年を追う

NEWSポストセブン 2023.02.03 06:58 | 週刊ポスト

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かつての輝きはもう失われたのか─2018年に27年ぶりの「無冠」となった天才棋士・羽生善治。その彼が今、前人未到のタイトル通算100期をかけて現役最強の棋士・藤井聡太と対峙している。52歳になった羽生はいかにして復活を遂げたのか。将棋観戦記者の大川慎太郎氏がリポートする(文中一部敬称略)。【前後編の前編。後編を読む】

【天才棋士・羽生善治の復活】成功体験をかなぐり捨てて、新しい将棋と謙虚に向き合う

NEWSポストセブン 2023.02.03 06:59 | 週刊ポスト

かつての輝きはもう失われたのか──2018年に27年ぶりの「無冠」となった天才棋士・羽生善治。その彼が今、前人未到のタイトル通算100期をかけて現役最強の棋士・藤井聡太と対峙している。52歳になった羽生はいかにして復活を遂げたのか。将棋観戦記者の大川慎太郎氏がリポートする(文中一部敬称略)。【前後編の後編。前編から読む】
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羽生は最新形を採用しても、AI推奨の手を鵜呑みにはしない。いくら最善と示されても、その後の展開で人間には指しこなしにくい順もある。ならば自分の感覚に沿った手をまず考え、それをAIで調べて評価値が悪くなければ採用する。人間はどうしてもAIの最善手ばかりに目が行きがちなので、この手法は結果的に相手の意表を突けるメリットもあるのだ。

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