久保建英の訴えをどう捉える? 森保監督が考える日本代表強化の在り方

森保監督の「誰が出ても勝つ。誰と組んでも機能する」日本代表に近づいているのだろうか。確かに十数年前から比べれば各選手個人の能力のレベルは上がった。

森保監督は、うまく選手をローテーションさせながら、ヨーロッパ組の負担を減らし、国内組を中心に戦う。そんな試合を組み立てる余裕ができたのだろう。

web Sportiva 2023年10月15日 10:05 公開

 カナダ戦前日、日本代表の森保一監督が発した言葉に、拭いがたい違和感を覚えた。

 「以前、ある選手がロシアのワールドカップが終わってからカタールのワールドカップまで日本代表として活動した時に、地球8周分の移動をしたということがあったと思うが、本当にこの過酷な条件のなか、選手たちは代表として日本のために覚悟を持って戦ってくれていると思う」

 指揮官のその言葉は、久保建英の発言を受けてのものだった。久保はカナダ戦前々日、練習後に「正直、キツい」と、疲労があることを訴えていたのである。

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