次の記事から推測されることは、9日(日本時間10日)のドジャースとの契約合意の直前まで、大谷はドジャースか、ブルージェイズか迷っていたということだ。
発表直前まで大谷が迷っていたことは、大谷自身がインスタグラムで「決断に時間がかかったことをお許し下さい」とドジャース決断を報じるとともに謝罪していることが示している。
8日の時点で多分、大谷の条件はどちらもクリアしていたに違いない。両者の違いは、ドジャース6億ドル、ブルージェイズ7~8億ドルという契約金額だったはずだ。
大谷は、最も行きたいと思っていた球団はドジャースだ。だが当然のことながら、代理人バレロ氏は同じ条件ならば契約金額7~8億ドルのブルージェイズを推していた。
ドジャースの専門サイト「ドジャースネーション」が報じた「最後の24時間で1億ドル(146億円)前後を上乗せした」の真偽は分からないが、この1憶ドル前後を上乗せが決め手になった可能性はかなりあるのではないか!?
勿論、大谷が契約金額でドジャースを決めたのではないことは明らかだ。オプトアウトなしの契約と大半(6億8000万ドル)を後払いにしたことがそれを証明している。
zakzak 2023.12/12 11:38エンゼルスからドジャースへの移籍を発表した大谷翔平。10年7億ドル(1015億円)の巨額契約の舞台裏が次第に伝わり始めてきた。