▲8二金(59手目)、「ゆっくりしていると攻めが切れちゃうので、筋の悪い手ですけどしょうがないかなと思って・・・」
異次元の一手、羽生「筋悪かった」 藤井は「嫌な形」王将戦一問一答
毎日新聞 2023/1/22 20:41(最終更新 1/22 21:52)
大阪府高槻市で指されていた第72期ALSOK杯王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)は22日午後5時56分、挑戦者の羽生善治九段(52)が藤井聡太王将(20)を101手で破り、1勝1敗のタイにした。羽生九段は終盤戦を「受け間違えるとすぐ負けそうな局面なので、かなり慎重に考えて指していました」と振り返り、藤井王将は「△7七銀(74手目)と攻め合う前に何かあったかどうか」と肩を落とした。終局後の両者の主なコメントは以下の通り。・・・
――飛車交換から(「異次元の一手」と評された)▲8二金(59手目)という手が出たが、どうでしたか。
◆ゆっくりしていると攻めが切れちゃうので、筋の悪い手ですけどしょうがないかなと思って指していました。