脳の教科書――はじめての「脳科学」入門は、分かりやすそうで読んでみたくなる。
この記事を見て思い出したことがある。道路を車で走っているときに、頻繁に救急車に出くわす。その救急車のフロント部分に「救急」という文字の鏡像文字(左右反転文字)が書かれている。何のためにそう書かれているのか、調べてみた。救急車前方の車のドアーミラーやルームミラーで見た場合に正常に「救急」として見えるということだった。だが、よほど近づかないと「救急」と読めない。鏡像文字の救急は聴覚障碍者には有効だが、健常者には救急サイレン音によって、かなり遠いところの救急車を認識できる。
人間の脳は、すごい能力を持っているが、使い方によってはサル並みになる。政治屋(行政)さんの脳は、サル並み・・・。
「人間の脳」はすごい…「さかさまに見えるメガネ」をかけ続けた結果が衝撃的だった…!
現代ビジネス | 講談社 脳の教科書――はじめての「脳科学」入門 三上 章允 2023.03.01とてつもなく複雑で奥が深い「脳」。解明されていないことが多く、世界中の研究者たちは日々、その数々の謎を解き明かすべく意欲的に取り組んでいる。
本書は、脳を専門としない一般の人々に向けて書かれた本なので、脳についての全体像を理解するのに大変役立つだろう。私たちが目で見ている景色は、目の網膜上では上下左右が逆さまで映し出されている。
脳の中でも逆のままだというが、なぜ、外の世界を認識するときには像が「正立」しているのか?
その秘密は脳の驚異的な適応力にあった!